朝鮮半島豆知識 お隣の国、韓国では、飛行機で2時間、高速船でも3時間でいける近い国です。はじめに、韓国のごく基礎的な情報を豆知識にまとめてみました。もともとひとつの国であった北朝鮮のこともあわせて書いてあります。頭のすみに置いて、つぎを見ていってください。

朝鮮半島ってどれくらいの大きさ?


 韓国(大韓民国)の面積は、9万9千平方キロ、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の面積は、約12万平方キロ。朝鮮半島全体では約22万平方キロで、日本の本州から青森県をのぞいた面積と同じくらい。


朝鮮半島にはどれくらいの人が住んでるの?

 韓国の人口は、約4,800万人(2003年資料)。日本の人口が約1億3,000万だから、人口は、日本の約3分の1。
 北朝鮮の人口は、約2,200万人(1993年の人口調査にもとづく1999年の推計値)。


朝鮮半島の地形は?

 朝鮮半島には、咸鏡山脈、狼林山脈、太白山脈、小白山脈などいくつもの山脈が連なり、半島全体の4分の3が山地になっている。
 半島の東は、なだらかな海岸線が続き、西側はリアス式海岸、南側も入りくんだ海岸線になっている。平野は、主に半島の南部と西部に広がっている。


朝鮮半島にも春夏秋冬があるの?

 日本と同じように四季の変化がある朝鮮半島だが、南北にのびている地形のため、北の方と南の方とでは雨の量や気温が異なる。
 北部は、冷帯気候で気温が低く、冬に乾燥している。南部は日本と同じ温帯気候。また、半島の南にある済州島は暖かい。


日本から朝鮮半島へ、たったの3時間

 首都のソウルについで、韓国で2番目に大きい都市、釜山。ここには韓国でいちばん大きい港があり、博多や下関から高速船ならばたった3時間で着く。


北朝鮮と韓国をつなぐ、板門店

 1950年に起こった朝鮮戦争の休戦協定がむすばれたところ。いまでも軍隊が軍事境界線を警備しているので、緊張した雰囲気がある。北朝鮮と韓国との大事な交流の舞台となっている。