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©秋山芳弘
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ユーロスターは、英仏海峡トンネルの開通にともない開業。
これにより、気軽にパリとロンドンを往復できるようになりました。
島国日本では、ちょっと考えられませんが、パリからロンドンへ通勤する人もめずらしくないのです。
前置きはさておき、パリ発ロンドン行きのユーロスターに乗ってみましょう。
フランスの始終着駅はパリ北駅。ユーロスターは、出発の30分前までに乗車手続きをしなければなりません。
駅舎の二階にあるユーロスター専用改札口の奥に出国審査の窓口があります。
出国審査の手続きは、実に簡単。パスポートを見せて本人であることなどの確認だけ。
と思いきや、そこを通り過ぎると、すぐまた同じような窓口があって、パスポートをもう一度チェックされるのです。
これがイギリスの入国審査の窓口。
始発駅で相手国の入国審査をやってしまうのです。それでも面倒はありません。
入国審査を済ますと、手荷物のX線検査。
ここは、さすがにテロを警戒して厳重な検査態勢がしかれています。
入国審査を通ると待合室。そこからホームへは、傾斜した動く歩道が続きます。
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©秋山芳弘
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食事のメニューは、日替わりでいろいろあり、前菜と主菜にデザートがついている。主菜は、肉と魚から選ぶことができ、飲みものはいろいろあって、おかわり自由。
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ユーロスターは、フランスのTGVの技術をもとに、フランス・イギリス・ベルギーの3か国で共同開発された列車です。
ロゴには「Europe」の頭文字「E」と、イギリス・フランス・ベルギーの3か国を表現した3本線のマークが描かれています。
パリ〜ロンドン間のユーロスターは、前後両端に電気機関車が1両ずつついていて、
あいだに2両のビュッフェ車(食堂車)、16両の客車を挟み20両編成となっています。
客車のうち6両は、ファーストクラス(1等)で、座席が2+1席になっています。
一方、10両あるスタンダードクラス(2等)は、2+2席です。4人がけのテーブル席もあります。
ファーストクラスは食事つきで、座席まで運ばれてきます。
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