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																	オーストラリアの赤い大地を走る「ザ・ガン」。アデレード〜ダーウィン間には、トンネルは1つもない。 | 
																 
															 
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												 12時50分、ブルルルとディーゼル機関車の起動音と振動がして、
												定刻より5分遅れて出発。のんびりした出足で、
												横の道路を走る軽トラックが追い越していきます。
												まもなく検札がはじまりました。
												アッという間にまちをぬけ、スピードも少しずつ上がっていきます。
												しかし、パンフレットにある、平均時速85kmよりは遅く感じられます。
												出発して20分もすると、もうあたりには見わたすかぎりの赤い大地が広がり、
												ところどころに草むらやユーカリの木が見えるだけです。
												この風景が、えんえんと何時間も続いていきます。 
												
												 14時35分、州境を越えて南オーストラリア州に入ります。
												夏時間を採用している南オーストラリア州と夏時間を
												採用していない北部準州とのあいだには1時間の時差があるので、
												時計を1時間進め、15時35分にしました。
												 
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																	| オーストラリアの国内時差と夏時間 | 
																 
																
																	
																		 
  
																		 東西の距離が約4000kmもあるオーストラリアでは、標準時間が3つあります。
																		また、夏のあいだ時刻を1時間進める夏時間(サマータイム)が
																		実施される州もあります。
																		南半球にあるオーストラリアでは、日本の冬が夏となり、
																		季節が逆になっています。
																		夏時間は、原則として10月の最終日曜日から3月の最終日曜日まで実施されます。
																		ふつう、地球の自転の方向に沿って東西で時差が設けられますが、
																		オーストラリアでは南北で時差のある場所もあります。
																		今回の「ザ・ガン」の乗車では、
																		夏時間のない北部準州から夏時間のある南オーストラリア州へ移動したので
																		時計を進めました。
																		 
  
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