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オーストラリアのいろいろな鉄道 |
オーストラリアの鉄道網は、メルボルン、シドニーのある南東部を中心に発達しています。
また、紹介したように、アデレード〜ダーウィン間は、
2泊3日の「ザ・ガン」、シドニー〜パース間は、3泊4日の「インディアン・パシフィック」など、豪華長距離旅客列車が走っています。
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オーバーランダー
ビクトリア州の州都メルボルンと南オーストラリア州の州都アデレードを結ぶ旅客列車。
1987年より運行が開始され、メルボルン〜アデレード間を10時間ほどで結んでいます。
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インディアン・パシフィック
「ザ・ガン」と同じグレートサザン鉄道会社が運行する豪華長距離旅客列車。
東のシドニーから西のパースまで、3泊4日かけて4352kmを走ります。
豪華な設備と食事付きのゴールド・カンガルーと、
個室寝台やリクライニング席のレッド・カンガルーに分かれているのも「ザ・ガン」と同じです。
なかでも有名なのは、世界でもっとも長い直線区間、
ナラバー平原を走る478km(東海道本線の東京〜米原を越えたくらいの距離)で、この間は11時間かかります。
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XPT
イギリスのHST(High Speed Train)の技術をもとに開発された最高時速160kmの高速列車。
1982年にニューサウスウェールズ州内で運行を開始しました。
いまでは州を越え、ビクトリア州の州都メルボルン、クイーンズランド州の州都ブリスベンにも毎日運行しています。
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パッフィンビリー鉄道
メルボルン郊外、ワインの産地として知られるヤラ・バレーの近く、ダンデノン丘陵を走るオーストラリア最古の蒸気機関車。
ベルグレーブ〜ジェムブルック間約13kmをおよそ1時間で走ります。週末や休暇シーズンには家族連れでにぎわいます。
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キュランダ観光鉄道
ケアンズから山間部にある小さなまちキュランダまで、約1時間45分で走る観光列車。
みずみずしい熱帯雨林の景色や、ゴールドラッシュ時代をしのばせるなつかしい車両が人気をあつめています。
途中には、トンネルや鉄橋もあり、車窓から滝をながめることができます。
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